小学生4年の息子は、言葉を話し始めた頃から、出だしが詰まってしまうことがあり、また不自然に伸ばして話すことがありました。

成長とともに吃音は治っていくのかと思い、様子を見ていましたが、幼稚園でも、また小学校に入学しても改善はみられませんでした。

小学校入学前に言語聴覚士の先生に受診しましたが、問題ないといわれ、ことばの教室に通いました。そこでは、同じように吃音のあるお友達がいて、心強かったです。

しかし、ことばの教室では学校の先生が指導されていて吃音の専門ということではなく、出だしの言葉がスムーズに出るようになることはありませんでした。

学年が上がるにつれて、出だしがあまりに詰まるので、お友達にも「どうしたの?大丈夫?」と言われ、何も言えず本人も困ることが増えてきたそうです。

クラス替えなど、環境が変わると更に詰まってしまうことが多くなり、もっと吃音の改善のための具体的なアドバイスが受けれるところがないかと探しているときに、さわやかカウンセリングを見つけました。

息子に話してみると、ぜひ受けてみるとやる気満々で、Skypeが珍しいこともあって、とても喜んでいました。

レッスンでは呼吸方法、朗読練習、会話テキストの演習、江田先生との会話などですが、自分の好きな本を読んだりして楽しみながらしているようです。

ゆっくり話すことなど、ヒントになることをわかりやすく教えてもらえると本人が言うので続けています。

学校での朗読や発表は上手くできるようになっているのですが、ふだんの会話の出だしがどうしても詰まってしまい、なかなか完治しません。でも息子なりにゆっくり呼吸をしてみたり、落ち着いて話す方法を自分なりに探している様子も見られます。

どうして話せば良いのかを自分で見つけていくことも大切だと思うので、カウンセリングを続けながら見守っていきたいと思っています。

原因にはどのようなものがあるでしょうか。

①どもりやすい環境にいる
人前で話す機会が多かったり、話すことに対して強いストレスを感じる生活を送ってしまっています。

②滑らかに話すイメージがない
どもっている自分に対して嫌悪感を持ち、常に自分がどもっているイメージを持ってしまっています。

③呼吸や話し方に問題がある
呼吸が浅く、話す時に途切れ途切れになっていたり、スピードが速すぎたり、強い声を出して話してしまいます。

これら3つがどもりの主な原因として考えられます。

場面を知って不安に対処
改善のためには、出にくくする環境作りが大切です。そのために、自分にとって出にくい場面を知る必要があります。

どもらずに話せる場面があると実感することができると、話すことに対する不安が減っていきます。また、反対にどもりやすい場面を知ることも重要です。それらを知り、不安を減らすことが回数を減らしていくことにつながります。

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